「爆走キックボード」で爆速出勤ブーム到来 そして君は「Meteor Alert eXcalation」を知っているか

 10月31日にリリースされたブラウザ上で動くゲームが話題となっている。Kosuke氏製作のそのゲームは「爆走キックボード」。キックボードで爆走しながら通勤するという前代未聞の内容ながら、そのバカゲーぶりとストイックな難易度が瞬く間にトレンドを駆け抜けた。

 本記事ではリプレイ性の高い同作を取り上げつつ、その系譜として筆者が取り上げたい「Meteor Alert eXcalation」についても触れていく。

道交法無視上等の爆速出勤ライフ

 このゲームは定期的にアップデートが行われているので最新のメニューが常に変わってくるのだが、執筆時点での仕様を取り上げたい。

 スタートすると「チャレンジ」「タイムアタック」という二種類のモードがある。前者は目的地までライフがゼロにならず、かつ残り時間内に到達するのが目標となっている。後者はライフや時間制限はなく、目標地点への到達時間のみを記録するモードだ。

 どちらのモードでも現在選べるコースは「山手モーニング」「首都高ナイト」「首都高ミッドナイト」の三種類だ。インパクトの強さで圧倒的な話題を呼んだ山手モーニングだが、難易度もそこまで高くないのでまずはこのコースをおすすめしたい。

 早速キックボードを選択すると、東京駅と思しき駅舎をブチぬいてスタート。何を言っているか分からないと思うが、そのまま構内をブッちぎって道路へ。並み居る自動車やトラックを回避しながら、指定の駅間を通過し目的地である渋谷のオフィスに出勤しよう。

 もちろんそのまま走っていては間に合わない。途中で時間切れとなってしまいタイムアップは必定だ。

 そういう時に活躍するのが「LIMIT BREAK」モード。黄色いゲージがたまり切ると発動可能であり、一定時間自動車などの接触でのライフ減少が起きず、かつ通常よりも遥かに高速で道路を爆走出来る。

 だがこのモード、左右のハンドリングがかなり重たくなる上に「モードが切れる際の無敵猶予時間がない」という問題を抱えている。無敵だからとたかをくくって先行車に見事に接触、タイムロスとなってしまう事は避けねばならない。

 LIMIT BREAKを継続するには車両の間を抜ける「ニアミス」、もしくはジャンプ台の様な車両を利用しアクロバットを行うことでゲージが大きく蓄積される。さらにジャンプ中は最高速度で走れるため、速やかな移動には「LIMIT BREAK中にいかにジャンプを決め続けるか」という運とテクニックの両面が必要となってくる。

 とはいえ難しめのこのゲーム。山手モーニングでどうしても出勤出来ないという貴方は「キックボードが道交法上走れる車道部分」を走りつつ、LIMIT BREAKを継続させてみよう。面白いように簡単に出勤可能だ。

 なお首都高ナイトはかなり難易度が上がり、時間判定がシビアなものになっている。こちらは車線の線上を爆走するという手があるものの、車両が定期的に車線変更や幅寄せをしているためか接触事故が起きやすく、安定した走法とは言い難い。運を味方につけて爆速帰宅するのが良いだろう。

 そしてキックボード以外に自動車でも走れる。公道を道交法なぞ知ったことない感じにぶっ飛ばして、ダイナミックな出勤をキメよう。

隕石降る海上道路をただひたすらに走る

 さて、このタイトルと非常に似ているというか、爆走キックボード同様にリプレイ性が高いフリーゲームが随分前にリリースされている。ちしょ~氏作のゲーム「Meteor Alert eXcalation」である。略称は「MAX」。

 このゲームはWindowsXP時代に流行ったフリーゲームであり、当時PCゲームでも主流となり始めた3Dモデルを使用したタイトルだ。

 ルールはシンプルで、アクセル(Fキー)、ブレーキ(Dキー)、左右キーのハンドリング、Aボタン(ブースト)にスペースキー(ジャンプ)を使用し、コースをひたすらに疾走していく。コース自体は直線の真っ直ぐな一本道だが、ガードレールはなく下には海が広がっている。

 ただしこのコースはライバルカーが走行しており、上からは絶えず隕石が降ってくるという状況だ。これを避けつつ超高速で駆け抜けていくが、接触した場合コース上でスピンするに留まる場合がある。スピン時に車体があらぬ方向を向いた時にアクセルを踏むと、もれなくその方向に直進しコースアウト。きちんと道路の奥を向くよう調整が必要だ。

 もちろんコースもただ無事なままあるわけではない。その場で止まっていれば徐々に後方から崩壊するコースごと海へ落ちてしまうし、立て直しが遅れると車両前方のコースが崩落し穴が出来てしまう。なんとかジャンプで越えられるなら良いが、そうでなければどの道真っ逆さまである。

 このゲームは特にゲームオーバーの要素はなく、文字通り「走るか走らないか」というだけである。そういった意味でもどこまでもストイックかつ、ビジュアルやBGMのクールさが合わさったこの作品が、当時どれだけ高い評価であったかは分かるだろう。

 こちらは現在Vectorなどで代理公開されている。筆者の環境ではオプションプログラムの一つ「Screencfg」を立ち上げて、フルスクリーンを解除することで起動出来た。実際に遊ぶ際には各人の環境次第であるため色々試していただきたい。

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