【News】無限大ANANTA、サービス開始日程を来年1月15日と告知 現代モノでどこまで差別化出来るか

 NetEase Games傘下の Naked Rain Studio が開発するオープンワールドRPG新作 『無限大ANANTA』 は、8月26日に最新トレイラームービーを公開した。そのムービーならびに公式サイトにて、正式サービスインの日程についても大々的な発表が行われている。

 本記事では、他メディアや過去の様子を中心に、無限大ANANTAの船出がどうなるかをさっくりと予想してみよう。なお、予想であるため私見が大幅に入る事はお許し頂きたい。

正式サービス開始は2027年1月15日

 公開されたPVは、前半後半のような形に意図して分けられた構成となっている。前半は主にイベントシーンを中心に構成されている。メインキャラクターである「キャプテン」がピンチに陥りつつも飄々としているところからスタートする。そこからカットシーンを幾つか挟み、実際のゲームプレイ映像がわずかに挿入されている形だ。キャプテンの衣服が変わっていたので、恐らくHitmanシリーズのような「変装」が可能なのだと思われる。

渋谷のあそこっぽく見える新啓の「城中区」

 後半は中国を舞台にしたような町並みの「重霄・凌雲(ちょうしょう・りょううん)」での騒動がフィーチャーされている。いわゆる「ニワトリを入れるアレ」のようなものをなぎ倒したり、どことなく山紫水明豊かな雰囲気を感じさせるなど、最初に公開された現代風都市の「新啓(しんけい)」とは少々違う顔ぶれのフィールドとなっている。この2つの街が今作の舞台となるとのことである。

重霄・凌雲の「未瀾湖(みらんこ)」
重霄・凌雲の「明浦区」。どことなく中国の港湾都市を思わせる様相だ

キャラクターも増えて顔ぶれ豊かに

 今回新フィールドが公開され、これまでのPVで明らかになっていたメンバー4名以外に2名の情報が追加で公開されている。

 ひとりは主人公の幼馴染である「時夜(SHI YE)」。ムービーシーンでは重霄・凌雲側のフィールドで登場していると見受けられ、そちらにストーリーが移ってからの登場と目されている。現在の情報ではあくまで主人公のサポート兼おサイフ兼フィクサーという立ち回りでありながら、いざという時には実働も辞さない何でも出来る裏方のような立ち位置である。彼女ひとりでなんとかなるんじゃないですか、泣きぼくろ二つとかすんごい贅沢でしょ

 二人目は中国の山村を思わせる「龍栖村」にある「虎侍禅院(こじぜんいん)」のガキ大将こと「瓔瓏(YINGLONG)」。日本語読みでは本名は「魏瓔瓏(ウェイ・エイリュウ)」となっている活発そうな女の子で、PVで丸太の上を転がったり崖から落ちたりしているのはこの子で間違いないようだ。ロクなシーンに恵まれてませんよね、トラブルメーカー役なのでしょうかね

 他にも主要キャラクター4名の紹介もパワーアップしており、町並みと合わせてそれぞれのパーソナリティが断片的にピックアップされているようだ。

だいぶ様変わりした「PROJECT MUGEN」

 さてこのゲーム、現在800人体制で開発が進んでいるというが、そのゲームの根幹は大きく変化を遂げている状況だ。まずは以下の動画はYoutubeにて公開されている、本作の初期ティザームービー「PROJECT MUGEN」の紹介映像を見て頂きたい。

 さてこの映像を見て気づいた方も多いだろうが、映像を見る限りでは、現在完美世界がリリースしている超現実アーバンオープンワールドRPG「NTE: Neverness to Everness」や、miHoYoリリースの都市ファンタジーアクションRPG「ゼンレスゾーンゼロ」と方向性がだいぶ似通った、現代モノのファンタジーSF作品のような印象を受ける。

 だがその後、状況が大きく変わったのは東京ゲームショウ2025時点で公開されたゲームプレイムービーからだ。少なくともこの映像を見る限りでは、QTEアクションと共に現実的な攻撃方法で敵を叩きのめす動作が見て取れる。公開当時は「龍が如くみたいなフィニッシャーなんじゃないか」と話題にもなっている状況だ。ここに至ってメインキャラクター「キャプテン」がフィーチャーされると共に、キャラクターの1人としてハッカーの「セモア」も追加。加えてキャプテンが初期PVと比べ前面に出ており、なおかつよく喋るようになっている。

 昨年の東京ゲームショウ2025内ではNTEとの二強とでも言うべき混雑ぶりを見せており、ゲーム画面はα版なのかは不明ながらも、だいぶインターフェイスがスッキリしている見た目となっていた。キャラクター切り替え式とも目される本作について、ある時点から製作の方向性を大きく変える判断があったと見て良い。

 今回のムービーでもそこまで現代SFモノのような要素はフィーチャーされにくく、どちらかといえば「地に足のついた」シーンが多く見られている。公式の出したプレスリリースでも「プレイヤーはインフルエンサーとして、ソーシャルメディアを通じて街や人々と関わっていきます。さまざまなミッションや事件、都市での冒険は、自身の評判や影響力を高める機会にもなります。街で支持を集め、ソーシャル上での影響力を広げていくことで、新たなリソースやさまざまな特典へとつながっていきます。インフルエンサーになること自体がゴールではありません。それは、この世界で目的を果たすためのひとつの『手段』です。」と語られている。

 この情報を文字通り解釈するならば、いわゆる「SFモノ」ではなく、本当に「凄いガジェットがあるけれど、ギリギリ現代都市生活モノ」として本作の方向性が設定付けられている可能性は高い。

 今回の映像についてはgamescom2026 「Opening Night Live」を皮切りにXやYoutubeで公開されており、あわせて各ゲームメディアが取り上げている状況だ。逆に言えば、それ以外の大々的な動きは見受けられず、今秋開催される東京ゲームショウ2026への出展も現状メーカーの名称が見受けられない。今後何かしらの発表はあると目される以上、注意深く情報を追っていくのが吉だろう。

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