2026年9月19日、現在幕張メッセにて開催中のゲーム展示会イベント「東京ゲームショウ2026」において、9月21日の開催の中止が公式に発表された。現在サイト上で告知を行っている他、X上にも同日程の開催中止を案内する主催者報告が掲載されている。
同イベントは今回異例の5日間開催というスケジュールが組まれていたが、思わぬ形でその開催日程を短縮することとなってしまった。これを受けて出展している各企業も、当日の展示中止の案内に追われている状況だ。
猛威を振るう台風と線状降水帯
今回のイベント中止の理由は現在接近中の「台風25号」にある。というのも、21日15時に中心部が日本の太平洋南側、伊豆諸島付近へ接近する状況となっており、19日時点ではるか南にある状況でも既に強風域がかなり日本へと接近している状態だ。
これによる交通機関への影響が予想されるというのもあるが、今年においてはより一層危険度が高い状況が生まれている。全国各地で甚大な被害をもたらした「線状降水帯」の発生だ。長時間に渡り相当量の雨が降った結果、土砂災害や水害、河川の氾濫といった被害が相次ぐこととなり、鉄道やバスを中心に交通機関へも大きな影響が出ていたのである。
特に千葉県を襲った線状降水帯の事例が大きく特集されたのは記憶に新しいだろうが、ただでさえ雨や風をもたらす台風が更なる悪影響を与えかねないリスクが、世間に広く浸透したといえる情勢だ。来場者の多いイベントである東京ゲームショウは公共交通機関への負担も大きくなりがちであるため、ここでの中止の判断は英断だろう。
出展各社は今後のマーケティング対応の機会を探る事になるだろうが、このイベントによる撤収の影響が最小限であってほしいものである。
また、20日にも台風25号接近の影響が午後にかけて強まるものとされている。参加者はくれぐれも無理のないように、公共交通機関や天候の情報などを逐一チェックいただきたい。
