2026年9月17日から20日まで、千葉県千葉市の展示会場である幕張メッセにて、ゲーム業界の展示会イベント「東京ゲームショウ2026」が開催された。今回は株式会社ディースリー・パブリッシャーによる「地球防衛軍6.2 INVADERS FROM ANOTHER WORLD(以下、地球防衛軍6.2)」を取り上げる。
「敵が倍増」という物量の絶望
地球防衛軍シリーズをご存知無い方向けに簡単な説明を挟むと、同シリーズはPlayStation2用ソフト「SIMPLE2000シリーズ Vol.31 THE 地球防衛軍」まで遡る、息の長いタイトルだ。元々は「特撮作品の一隊員の様なプレイヤーキャラクターが、多彩な武器を引っ提げて、特撮作品のような通信を交えつつ、襲い来る無数の敵生物へと抗っていくというスタイルだ。このスタイルは現作品であってももれなく継承されている。
初代から「PS2がカクつく」というレベルの無茶苦茶な数の敵を相手にしたり、爆破系武器で建物ごと爆破したりという爽快感と絶望感を合せ鏡のように組み合わせたバランスが好評で、シリーズを重ねるごとに発売先のハードの限界に挑戦していると言われる。またシリーズを重ねるごとに武器種、アクション、そして使用可能な兵科にアップデートが加わり、今ではサードパーソン・シューティングゲームの中でも自在なバランスととっつきやすさを誇るタイトルになっている。
さてそんな地球防衛軍も最新版の6.2というタイトルを引っ提げての登場だ。これまでこの手のアップデートは、地球防衛軍4に対する4.1という大型アップデートを加えた後継作が登場する形で行われている。では今作はどうなのかというと「登場する敵の数が増える」という点が大きく取り上げられている。早速実際の様子をお届けしよう。
今回選択出来たのは、過去作「地球防衛軍5」に登場するミッションとなる「未確認飛行物体」というステージだ。このステージは上空に待機するUFO型の敵「バトルドローン」が撃破対象となるステージで、主にアサルトライフル系やショットガン系の武器を愛好する筆者にはもってこいのステージだ。

ここで気づくべきであった。「過去作のステージがなぜか選べる」というおかしな点が、地獄の入口であったことを。
早速市街地に出現するバトルドローン、そして母艦となるマザーシップ。過去作をプレイ済みの筆者としては、ショットガンでばしばしと落とす事は容易過ぎる仕事である。これなら楽にミッションがこなせるのではと、慢心すら生まれかけていた。

だがここで異変が起きる。最終ウェーブである敵の第3波に差し掛かったときであった。

多い。
あからさまに過去作と比べてとんでもなく多い。
撮影こそ出来なかったが、文字通りバトルドローンが「空が見えない」レベルにまで密集する。ドローンごとの当たり判定の干渉なんざ知ったことかというレベルでみっちりと埋まるのである。
思わずコントローラーを起き口に手を当てる程に放心してしまった。流石にこの物量は聞いていない。
これが攻撃頻度の低いノーマル難易度であったからなんとか体力を残して対応出来たものの…もしも、この状況の攻撃ですら…まだ高難易度ではなかったからだとしたら…
もちろん攻撃機会が比較的少ないバトルドローンですらこれである。既に登場している大量発生した侵略性外来生物α(蟻)やβ(蜘蛛)、その他多くの戦力が相手となる場合は…
考えたくもない。絶望だ。

困難を乗り越えろ!武器改造システム
だが最近の地球防衛軍シリーズで特に言われるように「EDFは仲間を見捨てない」の標語に従い、絶望からの反抗を行えるだけの用意もされている。それが今回追加された「武器改造」という機能だ。まずは画像をご覧いただきたい。


これは各キャラクターが装備する武器などに対して、挙動の制御や特殊な効果を付与する仕組みを持っている「追加装備」とも呼べるものである。拡散率の高いアサルトライフルを作ったり、あるいは従来品と比べ非常に長射程のバーナー系武器を作ったりと、そのカスタマイズの幅は非常に広い。
更にステージ上で行われたデモプレイでは、「アサルトライフルに燃焼する弾丸を搭載」「グレネードランチャーにダメージ0の可燃剤を搭載」というカスタマイズで敵を相手にする光景も繰り広げられた。この燃焼する弾丸は「着弾した相手とその周囲に燃焼ダメージを与える」という性質を持っている。そこに可燃剤を付与された敵が追加されることで「可燃材を伝って他の敵にも燃焼が伝播する」広範囲攻撃へと変化を遂げるのである。

他にも敵を凍結させる重火器向け弾頭があったり、ウィルスを敵に撃ち込む弾丸のカスタマイズがあったりと、これまであくまで武器の演出として見られた「属性攻撃」という部分が本格的にフィーチャーされた形となっているのだ。これを効果的に使う事で、大量の敵により効果的な対応を行う事が可能となるのである。ところでグレネードに「サイズ拡大」ってありましたけれどあの超自爆型ネタグレネードにも適用されたりします?
やはり原点は陸戦兵と蟻
ブース内ではついにNintendo Switch2に対応した地球防衛軍5と6の試遊も行われており、そちらにも相当数の参加者が殺到していた。

そしてそれらを見守るように立っていたのが、地球防衛軍6の「荒廃した世界」の陸戦兵の彫像だ。しっかりとアサルトライフルを構えた姿は、たとえボロボロになっていても「地球を守る」気構えを感じられるものであった。正直なところ筆者としては何よりこっちに驚いてしまい、何枚も写真を撮ってしまったのである。アイドルみたいな扱いですね

ブース内ではワッペンなどの監修中のグッズも展示されており、その中には先日発売開始された「侵略性外来生物α」のぬいぐるみも展示されていた。見た目はもちろんあの蟻のような見た目である。それでも可愛さを覚えてしまうのは、地球防衛軍シリーズを愛好しているからこそであろうか。それとも彼らを食べてしまいおかしくなったのか
地球防衛軍6.2 INVADERS FROM ANOTHER WORLDは2027年3月18日に、PS5での発売予定だ。先駆けて予約した場合は割引もあるため、是非この機会に新規入隊を検討してみてはいかがだろうか。
